ルイヴィトン 内張りのベタベタ

ルイヴィトンの商品をお買取りさせていただいて

15年以上時間の経過した商品で気をつけなくてはいけないことがあります。

 

あまり使用感がなくて外観はきれいな状態でもバックの内側やポケットの内側が

ベタベタとしている状態になっているものがあります。

「スティッキー」といわれる状態で

これは 合成皮革を用いた部分や防水素材を用いた部分に起こります。

 

 

ルイヴィトンのバックは ライニングと称される内側の素材には

・キャンバス素材

・革

・アルカンタラと呼ばれる人工スゥエード素材

・防水素材

ポケットの内側などでは

・合成皮革 (一見スムース革のように見えますが合成皮革です)

などがあり、軽量化が必要だったり、折りたためることを必要としたり
汚れに強くするためなどその用途に応じて使い分けられています。

 

 

 

ルイヴィトンの製品に付いてくる小さなカード
こちらにフランス語と反面は英語で使われている素材が記載してあります。

 

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左がフランス語表記、右側が 裏面の英語表記

本体が Cowhide leather (牛革) でMan-made  (人工) interior lining ( 内側の裏地)

 

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Coated fabric (コートされた布=モノグラムやダミエキャンバス) に

Cowhide leather (牛革のトリム) Man-made  (人工)の裏地

 

バックや財布など小物のポケットは傷を付きにくくするために
外側はキャンバスや革を用いていても内側は合成皮革を使ったものが多くありました。

またメイク用のバニティバックやポーチなどは汚れに強く、汚れても拭くことができるように
防水素材を用いていました。
バックでもスポンティーニ、バケツ、サックプラなどもこの合理的な素材を使っていました。

この防水素材が主に気候の影響でバック自体の耐用年数よりも早くに劣化してしまうのです。

ルイヴィトンの生産国 ヨーロッパと日本では 気温こそ大きな違いはなくとも 夏の湿度が大きく違ってきます。
この高温多湿の気候で更にバックを使わずにいると空気の流通もなく 人工の素材部分が溶けたようにベタベタと劣化してくるのです。

当初 外観はきれいなままなのに・・・と書いたのはそのためです。

15年以上前のお品物で 合成皮革の部分は 保管状態がよほど良くないと見た目にはなんともない状態に見えても
少し強く擦ると合成皮革がはがれてきてしまいます。

 

 

以前、ルイヴィトンではこの対応をリペアサービスで無償で張替えを行ってきました。
しかし製造より10年を経過したものの対応を有償化し、現在は全ての製品で期限が切れたため
有償となっております。

有償ではありますが、お修理に依頼されれば きれいに交換張替えをしてもらえます。

内側が新品になって戻ってきます。

とてもきれいです。

ただ・・・

しかしながら・・・

 

 

 

お値段が高額です。

お品物によっても違いますが、新しいバックを購入する代金の30%~50%くらいはかかります。

内張りを張替えの場合、本体のほとんどを解体してまた

ステッチをかけなおす作業になってきますので、そのバックの工程によってお値段が

変わってきます。

 

全国のルイヴィトンの店舗でおおよその金額を算出してもらえますので

バックをお持ちになってご相談、お問合わせください。

バックの名前がわかればカスタマーサポートでのお電話による

お問い合わせもできます。

 

おおよその金額で

ポーチ類20,000円~25,000円 (大きいポーチですと40,000円くらいのものもあります)

お財布の札入れ部分の張替えで15,000円~30,000円

バックのポケット1枚の張替えで10,000円~20,000円

バケツと呼ばれ一世を風靡した

バックのバケットでは作業工程が複雑で、ヌメ革の交換も伴うため、内側全交換で90,000円になります。

 

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今回、私の母が納戸の整理をしていて 「サックプラ」  を出してきました。
17年くらい前に 私の姉が母にプレゼントしたものです。

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ヌメ革は時の経過で色が付いていますが、汚れてはいません。
保管状態が悪かったので自重でモノグラムシワがついて張りがありません。

(ハンドル部分をフックにかけておけば良かったのに、そのまま自立させて保管しておいたものと思われます)
現行の(2015年現在)サックプラのライニングはテキスタイルでキャンバス素材ですが
この時代のサックプラの内装は防水素材で作られていました。
内側は・・・・当然のことながら長い間風通しの悪いところで使われぬまま保管されておりましたので
ひどいベタベタ状態でした。涙

sacplat1      sacplat2

この状況でなにかを入れたら二次災害を引き起こします。
ポケットだけのベタベタならポケットだけ使わないようにすればバックとして使うことができますが
バックの内側がこのような状態ではバックとして使うことはできません。
母はもう使わないと言っています。
このサックプラの運命は・・・
1.飾り物
2. 可燃物
3.納戸リターン
が選択肢です。
私も使う?    ・・・ 使わない。ので

4.リペアで張替え  は考えていなかったのですが
なんとなく気まぐれで張り替えてみることにしました。

 

その経過はまた改めて。

もどってきたサックプラはこちら

 

 

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