開閉する留め金具、ビスやコーナーなど、トランクには真鍮の金属が使われています。
真鍮には銅が含まれているために経年変化で、どうしても黒くなってしまいます。
これはこれで風格が感じられますが
ご購入時のピカピカ状態に戻すことも可能です。
クラフトショップやホームセンターに売っている金属クリーナーで
きれいにできます。
ピカール（PIKAL）
ターニシードル
グラノール(GRANOL)
マスキングテープで保護しましょう
錆を落とす。ことになりますので錆が金属以外のところに付着するとま汚くなります。
薬品をつける金属以外の場所が汚れないようにマスキングテープで保護しましょう。
丁寧にしておくと後に後悔しません。
綿棒で薬剤を塗布して柔らかい布で磨きます。
乾いた布、湿った布どちらでもかまいませんが、最後は乾いた布で仕上げてください。
錆の状態がひどいときは、塗布してから少し時間を置いてください。
時間の経過で変色してしまったパドロックも
この通り。
真鍮はこれでピカピカになりますが、使用できない素材もあります。
ハンドル付け根の金具やロゴプレートなどは 同じように金色でも
素材はステンレスに金色のメッキ製です。
磨きますとメッキが剥がれてしまって下地のステンレスが現われて白くなってしまいますので
NGです。
メッキが剥がれてしまった場合、復元しません。
メッキ部分には金属磨きは絶対に使用しないでください。
では、メッキのお手入れはどうしたらいいのか。
汚れや汗、皮脂などの汚れが付着しますと曇ってきます。
時間が経過しますと落としにくくなってきますし、錆を作る原因になります。
時々フェルトやメガネ拭きのクロスなどでやさしく拭いてください。
大切なバッグを長く綺麗に使えるよう、ぜひお試しください。
