冬は毛玉との攻防戦

ニット好き　としてはこの毛玉と戦わなければいけない冬なのです。

日頃の対策

・続けて着ない。
・着たらブラシをかける　毛がからまないようにする。

など日頃からのケアで「出来にくくする」ことは可能ですが、
帰宅してクローゼットにしまう前にブラシをかける。。。
できなさそうでもちろんできない！！

ブラシをかけても（かけてないけど）袖口や脇など摩擦されやすい場所は（きっと）どうしても出来てしまうでしょう。
出来たものは取らないと。

これまでは　「毛玉取り機」を使っていました。
電池から充電式、ＡＣアダプターが付いたものもあり、長時間かけても平気になりました。

時間がかかる毛玉とり

とはいえ
靴下くらいならなんとかですが、セーターを裏表、袖までケアするとなると　それなりの時間がかかります。
ＤＶＤで映画を見ながらやっていて天罰で大切な糸まで切ってしまったこともあります。
（音楽かVoicyにしましょう）

ジャージー素材のものは毛玉だけが取れてきれいに見違えるようになるのですが
ニットのようなふわふわ感のあるものは　毛玉も取れたけどなんだかつるつるになって、ニットも痩せてしまう感じがします。
それもそのはず、ダストボックスには毛玉だけでなく巻き添えとなったふわふわ部分も山盛りになります。

結局のところ絶対失敗できない大切なニットや、風合いを損ねたくないものはハサミでひと毛玉、ひと毛玉毎切っていく。
こんな気の遠くなる作業をしていました。
そのため、高額なニットを買うときにはそれなりの覚悟が必要でした。

クリーニング屋さんにやってもらう

そうです。クリーニング屋さんで毛玉取りのオプションが出来ていますね。
大切なお品物はプロにお願いすることがよいかもしれません。

日々のメンテナンスとして　毛玉をラクに取れるものがあれば　なんでも試してみたい。
ニット好きには重要な課題なのです。

今回は毛玉取りブラシを試してみました。

洗濯職人のブラシと書いてあります。

軽くブラッシングするだけ。頑固な毛玉もごっそり取れる。

期待できそう？　でもブラシで毛玉が取れる？　正直なところ半信半疑です。

ブラシの先端が傘状になっているらしいです。

実験に使ったものは　ひとまずどんなことが起きてもいいように

ウールニットの手袋です。

遠目にはわかりにくいですが、たくさん毛玉ができています。

ほらほら。近くで見るとわかります。全体にたくさん出来ています。

左手に手袋をしたまま右手でブラシをかけてみました。

全体にブラッシング。

びっくりするほど　かんたん♪　です。

片手　所要時間は30秒ほどで終了しました。

想像以上の良さです。

半信半疑でしたが、見事に期待に応えてくれました！！毛玉はしっかり取れています。

（左上：ブラシかけていないもの　右下：ブラシかけたもの）

比較のため、もう片方は電動の毛玉取り器を使ってみます。

こちらもきれいに毛玉はとれました。

きれいです。

でもふわふわ感がなくなってしまった感じです。

これから使っている間にまた毛羽がたち　ふわふわ（？）になるものと思います。

こちらも片方ですが所要時間は結構かかりました。

３分弱かかっています。

どちらも毛玉は取れましたが仕上がりは比較すると歴然です。

↑　こちらはブラシをかけたもの。

左：電動毛玉取り器　　右：毛玉取りブラシ

どちらも毛玉は取れていますが、電動の毛玉取り器のほうはふわふわがなく軍手みたいになってしまいました。

取れたものを比べてみます。

ブラシのほうはブラシにからみついていますので付属の金属製のブラシで集めます。

捨てる繊維の量がこれだけ違います。

電動の毛玉取り器は毛玉と一緒に表面を全部取ってしまっているのです。

ブラシのほうは毛玉だけが取れていますので風合いはそのままです。

ほんとうに軽くブラッシングするだけ。スピーディです。

こんなにかんたんに毛玉が取れるなんて、期待以上でした。知らなかったこれまでの労力と時間が悔やまれます。

すっかりきれいにしたいなら電動毛玉取り

ふわふわも残したい時には毛玉取りブラシ

今回、私はLOFTで買いましたがネットでは楽天で売っていました。

気になる方は使ってみてください。ニットの季節には必須です。

ウールのセーターを洗濯機で洗ったら縮んでしまった。（泣）
もしかしたら戻るかもしれない。諦める前にこちらも併せて読んでみてください。
コラム　縮んだセーターを諦める前に、やってみた。 | ブランド服の宅配買取【7yorku familiar セブンヨークファミリア】